家計と環境にやさしい節水生活

残り湯を活用して洗濯に使う
洗濯は家庭で特に多くの水を消費する家事の一つです。
毎回新しい水を使うと水道代は大きな負担になりますが、お風呂の残り湯を活用すれば簡単に節水ができます。
ただし入浴剤を使用した場合は衣類を傷める恐れがあるため、残り湯を利用する際は入浴剤を避けることが大切です。
残り湯は洗いの工程に使い、すすぎには新しい水を使うのが衛生的です。
また入浴時にペットボトルを沈めて水量を減らせば、少ない水でも浴槽が満たされ、さらに節水効果を高められます。
こうした工夫を取り入れることで、毎月の水道代を着実に抑え、環境にも優しい生活を実現できます。
すすぎ1回コースで効率化
洗濯機の設定を見直すだけでも水の使用量を大幅に削減できます。
従来は2回すすぎが一般的でしたが、現在の洗濯機は洗浄力が向上しており、1回でも十分きれいに仕上げられます。
すすぎを1回に減らすことで節水できるだけでなく、洗濯にかかる時間も短縮でき、電気代の削減にもつながります。
さらに洗濯回数を見直すことも重要です。
特に一人暮らしや二人暮らしの家庭では、1日で溜まる洗濯物は少ないため、毎日洗濯する必要はありません。
2〜3日に一度まとめて洗うことで、より効率よく節水が可能になります。
こうした工夫を取り入れることで、生活の質を下げることなく家計の負担を減らせます。